人生のコンパスの「見つけ方」を前回の記事で紹介してきました。
すると
□ なんで人生のコンパス見つける必要があるの?
□ 人生にどのような変化を及ぼすの?
□ ないとどうなるの?
という疑問も出てくると思います。
これらの疑問がすっきりするように、人生のコンパスを「見つける理由・メリット」をテーマに3回に渡って紹介していきます。
メリット1つ目は、【自分の軸が持てる】です。
人生のコンパスとは、「自分にとって何が幸せか?」幸福の価値観を決めるという事。
それでは早速見ていきましょう。
~ 目次 ~
(1) 人生は誰のもの?
(2) 著名人の言葉・科学的データ
(3) 見つける理由は分かったけど...
(4) まとめ
(1) 人生は誰のもの?
人間は環境の生き物。
自分が意図しなくてもある環境に入ってしまえば、そこに馴染めるようになる。人間はこれまで周りの環境に適合しながら生きてきた。
これはすごい能力であるが、視点を変えると周りの影響を受けやすいということ。
自分の軸がないと周りに影響され続け、他人に自分の人生を委ねてしまう事に陥ってしまう。
そう、人生は他人のものではなく、自分のもの。皆、自分らしく生きたい。
周りに振り回されるのではなく、自分で「自由」に決め歩んでいける人生を望んでいる。
そのためにまずは、「自分にとって何が幸せか?」幸福の価値観(人生のコンパス)を決める事が大切である。
(2) 著名人の言葉・科学的データ
人生のコンパスを持ち、それに向けて進むことの大切さは、多くの著名人も伝えている。
本「メモの魔力」の著者である前田裕二さんは、若くして成功した理由の1つに「人生のコンパス」があると、彼の著書で話している。多くの人は、自分が何をし、何を達成すれば幸せになるのかを知らずに時間だけが過ぎていってしまう。なので他の何よりもまず大事なのが、自分にとっての幸せを考える事。
本「死ぬ瞬間の5つの後悔」には、数多くの「最期」を看取ってきた女性介護士が死の床で聞いた事がまとめられている。その後悔の1つは、「幸せになるのを諦めなければ良かった」。「幸せに生きるとは?」と私たちに問い、有名になった本である。
本「科学的な適職」では、幸せに仕事をする条件の1つに「裁量権がある」を挙げている。仕事は人生の大きな一部であり、プライベートも含め「自由」にスケジュールを立て、行動できる環境が大切であると示している。
(3) 見つける理由は分かったけど...
□ 全く思いつかない…
□ 自分に見つかるのかな?
□ これまで考えたこともない…
方は、見つけ方②【自分軸を見つける3つの質問】から始めると良い。
要約すると、人生の指針となるような大きな物を見つけようと思っても、最初は中々見つからないことが多い。
そこでまずは、
□ 今している事 や
□ これから行う事
といった、行動の目的を考える。行動だと、多くの人は思い浮かびやすいのだ。
行動の目的を考えることで自分の芯にある想いに触れ始め、それを元に「人生のコンパス」が考えやすくなる。
行動 → 目的 → 自分の想い(自分の軸) → 人生のコンパス
という流れだ。
(4) まとめ
1.「人生のコンパス」を見つける理由①は、「自分の軸が持てる」。
2.自分軸があると、他人に振り回されない
3.その大切さは、多くの著名人も伝えている
4.全く思い浮かばない人は、行動の目的から考える。
幸せの定義は、人によって異なる。
そこでまずは、「自分にとって何が幸せか?」と考えることから。
自分が意図しなくてもある環境に入ってしまえば、そこに馴染めるようになる能力が人間に備わっているが、視点を変えると周りの影響を受けやすいということ。自分の軸がないと影響され続け、他人に自分の人生の委ねてしまう事に陥ってしまう。
周りに振り回されるのではなく、自分で「自由」に決め歩んでいける人生のために「人生のコンパス」を見つけ、自分らしく生きる。
次回の第2回目は、「」を